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旅は人生 日本人の風景を歩く

PHP文庫 も7−11

出版社名 PHP研究所
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-569-66745-4
4-569-66745-7
税込価格 713円
頁数・縦 372P 15cm

商品内容

要旨

日本人はよく旅をする。今は国内の交通網が発達し、遠方にも比較的容易に、また気軽に行くことができるようになった。しかし私たちは、旅を本当に味わい、愉しむことができているのだろうか?―そんな著者自身への問いかけから本書は生まれた。そして出かけて行ったどの地方にも、日本の心がしみつき、歴史が堆積していた。各地を訪れ、味わい、思索した名紀行である。

目次

旅のきっかけ―東京都・神田
兼好の墓―三重県・伊賀市
外の浜風―青森県・津軽半島
津軽の「至宝」―青森市・三内丸山遺跡
江の島再訪―神奈川県・藤沢市
二度と行こまい丹後の宮津―京都府・宮津市
まだふみも見ぬ天の橋立―京都府・宮津市
漱石の和歌山―和歌山県・和歌山市
和歌浦、潮満ち来れば…―和歌山市・和歌浦
塩原懐古―栃木県・那須塩原市
牛窓慕情―岡山県・瀬戸内市
「盆栽村」探訪―埼玉県・さいたま市
日野の山里―滋賀県・長浜市、京都市・伏見区
竹田の故郷―大分県・竹田市
「荒城の月」―竹田市・岡城址
姨捨山考―長野県・冠着山
更科紀行―長野県・千曲市
命なりけり小夜の中山―静岡県・島田市、掛川市
石松の遠州森町―静岡県・森町
伊勢神宮の神秘―三重県・伊勢市

著者紹介

森本 哲郎 (モリモト テツロウ)  
1925年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒、同大学院社会学科修了。朝日新聞東京本社入社、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年退社。以後、評論、著述に専念。1988〜1992年、東京女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)