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透明な海の泳ぎかた 気づく、愛する、大人になる

PHP文庫 た74−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-569-66892-5
4-569-66892-5
税込価格 607円
頁数・縦 210P 15cm

商品内容

要旨

自立とは、透明な海へ一人で泳ぎ出すこと。人を愛し愛される存在であるために―本書は、当時30代後半だった著者が、日々の生活や友人たちとの交わりを通して、女の自立と向き合った心の軌跡が綴られています。「無邪気な強さを身につける」「『自分に必要な愛』を見きわめる」「母親と見つめあうということ」などの12章から響く、心に届くメッセージ。

目次

自立とは、透明な海へ一人で泳ぎ出すこと
いくつになっても「出来る限り」綺麗でいる
無邪気な強さを身につける
テーブルの向こう側にある「こころ」
「自分に必要な愛」を見きわめる
“憧れ”に近づいていく―たとえば、車は手に入るもの
「つながる相手」とのていねいな関係
「女」としてのスケジュール
「子ども」と「大人」のあいだに
母親と見つめあうということ
自由は孤独とひきかえにやってくる
自立とは、愛するためにある

おすすめコメント

誰かを助ける優しさ、助けを乞いながら生きていく強さ――。愛のある人生のために忘れてはいけないことを教えてくれるエッセイ集。

著者紹介

谷村 志穂 (タニムラ シホ)  
1962年北海道札幌市生まれ。北海道大学農学部にて動物生態学を専攻。90年、ノンフィクション『結婚しないかもしれない症候群』で女性たちの支持を集める。91年、処女小説『アクアリウムの鯨』を発表。自然・旅・性などの題材をモチーフに、小説をはじめ、紀行・エッセイ・訳書も手がける。2003年、北海道を舞台に描いた『海猫』が第10回島清恋愛文学賞を受賞、2006年に発表された『余命』(ともに新潮社)のいずれも映画化され、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)