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江戸商人・成功の法則八十手

PHP文庫 は18−9

出版社名 PHP研究所
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-569-66937-3
4-569-66937-9
税込価格 607円
頁数・縦 300P 15cm

商品内容

要旨

太平の世であった江戸時代、庶民が富を手に入れられる唯一の方法は、商人として成功することだった。本書では、志を持って商いを始めた人物が、いかにして時代の流れを読み、商売を軌道に乗せ、豪商への道を駆け上がっていったのか、その歩みをさまざまなエピソードを交えながら紹介している。

目次

第1章 戦国時代から江戸初期にかけて活躍した商人たち(角倉了以―海外貿易で手にした大金で川を開発、さらに大儲けした大川師
島井宗室―博多三商傑の一人として、大所高所から秀吉を助けた傑物
今井道与―関ヶ原の戦いで敵中突破して退却する島津義弘を助けた義の人 ほか)
第2章 江戸最盛期の商人たち(松居久次郎―正直で仁義深い人柄で、取引相手の心をつかんだ行商人
三井高利―「六十日為替」の利ざやで大儲けした、三井商法の大先覚
河村瑞賢―振袖火事に木曾の木材を逸早く買占め、一攫千金を手にした江戸の大山師 ほか)
第3章 江戸時代末期から明治にかけて活躍した商人たち(藤原忠兵衛―時代の流れを読み、木綿商で得た巨利を薩長への軍資金や慈善事業にあてた商人
飯田新七―「おかげにてやすうり」の合言葉で、薄利多売を目指した初代高島屋
高田善右衛門―天秤棒を担ぎ、産地と消費地を直接つないで巨万の利を得た行商人 ほか)

おすすめコメント

あの豪商がこんなことを……!意外なエピソード満載で紹介する江戸の商人事情。有名無名の商人達の「成功の秘密」がよくわかる一冊。

著者紹介

羽生 道英 (ハブ ミチヒデ)  
1935年、大阪府生まれ。近畿大学法学部卒業。日本文藝家協会会員。滋賀文学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)