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血涙 新楊家将 下

PHP文庫 き16−5

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-569-67194-9
4-569-67194-2
税込価格 902円
頁数・縦 410P 15cm
シリーズ名 血涙

商品内容

要旨

闘うことでしか生きられない者たちに勝敗を決する秋が来た。「吹毛剣」を手に戦う六郎に、父楊業の魂が乗り移る。その剣に打たれたとき、遼国の名将・石幻果の記憶がにわかに蘇る。運命に弄ばれた男たちの哀しみを描く慟哭の終章。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が、いま静かに幕を降ろす。『水滸伝』に登場する青面獣楊志、楊令が佩く宝刀との奇しき因縁も明らかになる「北方楊家将」完結編。

おすすめコメント

楊家の長となり宋の帝に仕える六郎。敵国・遼を率いる強権の女王、そして猛将達。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が今静かに幕を降ろす。

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年(昭和22年)、佐賀県唐津市生まれ。作家。ハードボイルド小説を発表しながら、日本及び中国を舞台にした歴史・時代小説に取り組む。おもな現代小説に、『眠りなき夜』(日本冒険小説協会大賞・吉川英治文学新人賞)など。歴史・時代小説に、『破軍の星』(柴田錬三郎賞)、『独り群せず』(舟橋聖一文学賞)、『水滸伝』(全19巻+別冊1巻、司馬遼太郎賞)など。『楊家将』(上・下)で、第38回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)