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鴎外の「武士道」小説 傑作短篇選

PHP文庫 も23−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-569-67373-8
4-569-67373-2
税込価格 524円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

乃木希典将軍の殉死をきっかけに武士道に興味を持ち、歴史小説に挑んだ明治の文豪・森鴎外。本書は、殉死をめぐる悲劇に迫る『阿部一族』のほか、父の敵を求めて全国を行脚する旅の苛酷さを描いた『護持院原の敵討』、主君のためには切腹も厭わない武士たちの姿をリアルなタッチで描ききった『堺事件』など傑作7篇を収録。意地と忠義に貫かれた本物の「武士道」の真髄に迫る。

著者紹介

森 鴎外 (モリ オウガイ)  
1862(文久2)年、石見国津和野(現・島根県)生まれ。東京帝国大学医学部卒業後、陸軍軍医となる。1884年から4年間、陸軍省派遺留学生としてドイツ留学。帰国後、陸軍軍医学舎教官のかたわら、医事・文学の両面にわたって旺盛なジャーナリズム活動を開始し、「文学評論しがらみ草紙」の創刊、『即興詩人』の翻訳、『舞姫』『うたかたの記』『文づかひ』の雅文3部作などを発表し、注目を浴びる。その後、日清・日露戦争に従軍し、軍医としては最高位の軍医総監にまでのぼる
長尾 剛 (ナガオ タケシ)  
東京生まれ。東洋大学大学院修了。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)