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旧皇族が語る天皇の日本史

PHP新書 505

出版社名 PHP研究所
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-569-69711-6
4-569-69711-9
税込価格 858円
頁数・縦 283P 18cm

商品内容

要旨

現存する世界最古の国家、日本。その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。本書では、神話の時代から平成の皇室まで脈々と受け継がれる壮大な流れを、朝廷の立場から概観。臣下に暗殺された天皇、怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、祈りで国を救った天皇、朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇…いかなる政権においても、天皇は意味ある存在だった。戦国乱世、幕末、世界大戦といった既知の事柄も、従来とは異なる視座により、新たな様相を見せる。明治天皇の玄孫である筆者だからこそ書き得た気鋭の作。

目次

序章 最古の国家「日本」
第1章 日本の神代
第2章 大和朝廷の成立
第3章 天皇の古代
第4章 天皇の中世
第5章 天皇の近世
第6章 天皇の近代
終章 天皇の現代
特別対談「開かれた皇室」は日本に馴染まない―寛仁親王×竹田恒泰

おすすめコメント

現存する世界最古の国家・日本。その神代から現代までを、天皇という存在を通して概観する。従来の日本史観を覆す画期的な一冊。現存する世界最古の国家、日本。その歴史はすなわち天皇の歴史であり、世界で一番壮大なドラマである。本書で語られるのは、「為政者からみた政治史」ではなく「朝廷からみた日本史」。神々の時代から平成の皇室まで、脈々と受け継がれる八千代の流れを追う。 いかにして日本という国は生まれ、二千年以上もの時を重ねることができたのか。その理由は、天皇という存在を抜きに語ることはできない。臣下に暗殺された天皇、怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、祈りで国を救った天皇、朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇……。いかなる政権においても、揺るぐことのなかった天皇の本質とは。 大化の改新、元寇、応仁の乱、戦国の世、幕末、第一次世界大戦……すでに知っている出来事でも、従来とは異なる視座に立つことで、新たな様相が現れる。明治天皇の玄孫である筆者だからこそ書き得た気鋭の作。巻末に寛仁親王殿下との特別対談を収録。

著者紹介

竹田 恒泰 (タケダ ツネヤス)  
昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。平成10年(1998)、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。憲法学・史学の研究に従事。作家。慶應義塾大学法学部研究科講師(憲法学)、「特殊憲法学」(天皇と憲法)を担当。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)