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ガリア戦記 新訳

出版社名 PHP研究所
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-569-69756-7
4-569-69756-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 513,20P 20cm
シリーズ名 ガリア戦記

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 希代の英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が自らの手で綴り、2000年前のローマ市民はもちろん、今日まで多くの読者を魅了してきた世界史上最も有名な古典。カエサルといえば、ローマ帝国拡大の立役者。とりわけ、その軍事的天才と悲劇的な最期によって今日でも人気が高い。カエサルが戦闘においていかなる知略を発揮したか、また、いかに言葉の扱いに巧みであったか、『ガリア戦記』が一大古典となった秘密がここにある。

    (2014年3月13日)

商品内容

要旨

希代の英雄がみずから綴った壮大な遠征の物語。軍事の天才が見せた知略と文学的才能とは―。刊行されるや当時のローマ市民を狂喜させ、以来今日まで多くの読者を魅了してきた世界史上最も有名な古典。

目次

第1巻 紀元前五八年
第2巻 紀元前五七年
第3巻 紀元前五六年
第4巻 紀元前五五年
第5巻 紀元前五四年
第6巻 紀元前五三年
第7巻 紀元前五二年
第8巻 紀元前五一〜五〇年

出版社
商品紹介

カエサル自身の手で書かれ、その簡潔にして格調高い文体から文学的にも評価の高い不朽の名著が、いま新訳と懇切な解説で甦る。

おすすめコメント

希代の英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が自らの手で綴り、2000年前のローマ市民はもちろん、今日まで多くの読者を魅了してきた世界史上最も有名な古典、それが『ガリア戦記』である。カエサルといえば、ローマ帝国拡大の立役者。とりわけ、その軍事的天才と悲劇的な最期によって今日でも人気が高い。さらにこの戦記で発揮された文学的才能は、キケロやモンテーニュ、日本では小林秀雄が絶賛するほどのものであった。本書は、その最大の特徴である「簡潔にして格調高い文体」を再現することに成功している。カエサルが戦闘においていかなる知略を発揮したか、また、いかに言葉の扱いに巧みであったかを、読者はつぶさに体験することになろう。『ガリア戦記』が一大古典となった秘密がここにある。本書は、当時の政治、民族、軍隊等についても詳細な解説を付し、さらに適宜地図を挿入することによって、読者の理解を助けている。

著者紹介

中倉 玄喜 (ナカクラ ゲンキ)  
1948年、長崎県平戸市生まれ。高知大学文理学部化学科卒。在日外国大使館、翻訳会社経営、環境英字紙の発行人などを経て、現在ローマ史関係の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)