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あなたにも解ける東大数学 発想と思考のトレーニング

PHP新書 514

出版社名 PHP研究所
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-569-69774-1
4-569-69774-7
税込価格 770円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

東大入試問題、しかも数学と聞くと「超難解」「限られた人にしか解けない」と思うだろう。だが、そんなことはない。どんな難問でも、基礎の知識と思考の積み重ねで正解に到達できるのだ。長年、学習塾での指導実績をもつ著者が、何人もの小学生に東大数学を理解させた手法とは。問題文は「分解」して読み込む、与えられた条件から「使える条件」を導き出す、カギは視覚化・具体化…発想力を磨き、思考力を鍛えるヒントを多数紹介。最後には実際に過去問に挑んでもらう。知的興奮と達成感を味わえる一冊。

目次

発想と思考を鍛えるウォーミングアップ(「基本」をあなどらない
数学的センスとは何か)
なぜ、頭の回転のいい人が数学で挫折するのか(頭の回転に頼りすぎてはいけない
勉強方法の変化に対応する ほか)
なぜ、ひらめかなくても大丈夫なのか(特別な発想を要する出題はまれである
「美しい解法」よりも「計算力」 ほか)
「受験生の心得」があなたを強くする(問題文を全部読み、解く「順番」と「制限時間」を設定する
問題文は落ち着いて読み込む ほか)
東大入試問題に挑戦

おすすめコメント

ひらめかなくても大丈夫!東大入試問題も怖くない!「数学が苦手」「数学離れ」な人にほど効く、思考と発想のトレーニング。東大入試問題、しかも数学と聞くと「超難解」「限られた人にしか解けない」と思うだろう。だが、そんなことはない。どんな難問でも、基礎の知識と思考の積み重ねで正解に到達できるのだ。学習塾での指導実績がある著者が何人もの小学生に東大数学を理解させた手法とは? 算数や数学の問題、指導経験のエピソードを紹介しながら、発想力を磨き思考力を鍛える「ポイント」を最後には実際に過去問に挑み、知的興奮と達成感を味わってほしい。 一つひとつのプロセスを「分けて考える」、思考過程を省略せずに視覚化する、問題文は「分解」して読み込む、試験中に「考え抜く」ことは逆効果、与えられた条件から「使える条件」を導き出す……仕事にも使えるヒントが満載。

著者紹介

田中 保守 (タナカ ヤスナリ)  
1950年、広島県比婆郡西城町(現庄原市)生まれ。1969年、修道高等学校卒業。1973年、中央大学法学部卒業。日本数学協会理事・日本教育工学研究所主任研究員。埼玉県春日部市の個人指導塾で30年間、小学生から高校生までを指導。子どもたちと徹底的に付き合い、「できない子」のつまずきを克服してきた指導方法には定評がある。現在、東京都文京区音羽にて全人教育「音羽塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)