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商売繁盛・老舗のしきたり

PHP新書 525

出版社名 PHP研究所
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-569-70013-7
4-569-70013-6
税込価格 770円
頁数・縦 194P 18cm

商品内容

要旨

二、三十年で消えてしまう企業が当たり前なのに、三百年も続く“奇跡”の会社が日本にはある。そんな老舗の創業者や中興の祖と称えられる人たちは、社員に何を伝え、何を守ってきたのか。「義を先にし、利を後にする者は栄える」「家業を大きく伸ばすこと、傘のごとくに心得るがよい」「走る者はつまずきやすく、つま立つ者は倒れやすい」「人に愛敬ありて心高ぶらず」―。後継者の育成、顧客満足度の向上、チャンスを生み出す力、自分を磨く術。問題の答えはすべてここにある。いますぐ役立てたい21の大切な教え。

目次

第1章 チャンスを生み出す力を磨く(総べて一個の事業の成功するか失敗するかの根本原因は、一にも人物、二にも人物―「安田財閥」の祖・安田善次郎
人より内輪に利得をとりてよく得意とるべし―豊島屋本店・豊島屋千右衛門 ほか)
第2章 経営のバランス感覚を磨く(雛を養い大鶴となし、種子を高松となす―江戸の木綿問屋・長谷川次郎兵衛
祖志を継承するべく相勤める―「西川産業」七代・西川利助 ほか)
第3章 己の心を磨く(商事は不及言候へ共万事情に可被入候―住友家初代・住友政友
苟も浮利に趨り、軽進すべからざること―住友家初代総理事・広瀬宰平 ほか)
第4章 すぐに役立てたい不朽の教え(義を先にし、利を後にする者は栄える―「大丸」創業者・下村彦右衛門
人々我を慎み、正直に相勤め、偽なる儀申すまじく候―「白木屋」創業者・大村彦太郎 ほか)

おすすめコメント

「義を先にし、利を後にする者は栄える」「始末と吝きの違いあり」「人に愛嬌ありて心高ぶらず」。300年続く成功企業の創始者の言葉。

著者紹介

泉 秀樹 (イズミ ヒデキ)  
1943年静岡県生まれ。歴史作家、写真家。慶應義塾大学文学部卒業。産経新聞社、週刊誌編集者などを経て独立。『剥製博物館』で第5回新潮新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)