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高嶋ちさ子の名曲案内 心が10倍豊かになるクラシック

PHP新書 557

出版社名 PHP研究所
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-569-70281-0
4-569-70281-3
税込価格 792円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

女流ヴァイオリニストによる、初心者のためのクラシック入門書第二弾。前作に続き、著者自身が愛してやまない名曲を五〇作品、選りすぐって紹介する。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからブラームス、ストラヴィンスキー、バーバーまで名曲の聴きどころを、アメリカのオーケストラに所属していたときの経験や、現在ソリストとして活躍する立場から、ユーモアたっぷりに語る。評論家にはけっして書けないクラシック音楽の魅力を明らかに。

目次

1 シンフォニー(歌うアレグロ―モーツァルト/交響曲第三九番
穏やかさに満ちあふれた曲―ベートーヴェン/交響曲第六番「田園」 ほか)
2 管弦楽曲(猛スピードで駆け抜ける―グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
テーマは「愛国心」―スメタナ/連作交響詩「わが祖国」 ほか)
3 コンチェルト(憧れの千住さんと共演―J・S・バッハ/二つのヴァイオリンのための協奏曲
天才はヴィオラの名手だった―モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 ほか)
4 室内楽曲・器楽曲(「それではご歓談ください」―ハイドン/弦楽四重奏曲第六七番「ひばり」
チェロの新約聖書―ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第三番 ほか)
5 オペラ・その他(人間の声の栄光―モーツァルト/歌劇「魔笛」復讐の心は地獄のように
お裾分けにあずかりたい―メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」 ほか)

おすすめコメント

人気ヴァイオリニストが、前作に続いて大好きな名曲50作品を紹介する。評論家には書くことができないクラシック音楽の魅力が満載。

著者紹介

高嶋 ちさ子 (タカシマ チサコ)  
東京都出身。6歳からヴァイオリンを始め、徳永二男、江藤俊哉、ショーコ・アキ・アールの各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学を経て、1991年イェール大学音楽学部大学院に奨学生として入学。同大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを卒業。1994年にマイケル・ティルソン・トーマス率いるニュー・ワールド・シンフォニーに入団し、世界各地の公演に参加。1997年に拠点を日本に移し、「めざましクラシックス」「Chisa&Mino」「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」など、さまざまな編成でのコンサートを全国各地で開催し、多くの新たなクラシックファンを獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)