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これからの「金融ルール」がわかる本 金融秩序のパラダイムシフトを読み解く

PHPビジネス新書 093

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-569-70861-4
4-569-70861-7
税込価格 924円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

サブプライムローン問題を契機にした「世界同時経済崩壊」によって起こった金融秩序の大転換。本書は、そのパラダイムシフトの詳細を「金融ルール」という視点でやさしく解き明かす。サブプライム危機を基準に「その時何が起こったのか?」「それはなぜ起きたのか?」「そしてこれからの金融ルールはどうなっていくのか?」を、レバレッジ、証券化、格付けなどのキーワードを絡めて解説。これ一冊で「金融ルール」の過去、現在、未来がわかる。

目次

第1部 金融危機を作り出した理論の正体(レバレッジ―金融危機の元凶?
証券化―権利を流通させる仕組み
不動産金融―“算数”を使って不動産を捉える ほか)
第2部 レバレッジ金融秩序の崩壊(“サブプライム問題”のあらまし
CDOの盛衰―サブプライム問題増幅のメカニズム
大手投資銀行の誤算―在庫型ビジネスが仇に ほか)
第3部 新しい金融秩序にどう対応するか(新・金融秩序とディレバレッジ
これからの企業金融のすがた
家計の運営はどうしたらいいか ほか)

おすすめコメント

なぜ、最新の金融理論は破綻したのか?そして今後、金融のルールはどう変わっていくのか?ファイナンスのプロがその本質を説く。

著者紹介

永野 良佑 (ナガノ リョウスケ)  
金融アナリスト。外資系金融機関でデリバティブを駆使した金融商品の開発等に長期間従事。執筆・講演活動のほか、通信教育教材の作成など金融教育にも高い関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)