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葉隠 抄訳 組織人としての心得を学ぶための百言百話

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-569-70962-8
4-569-70962-1
税込価格 990円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

迷いを断ち、豊かに生きるための武士道訓。迷える侍たちへの「人生読本」は、現代に生きるわれわれにとっても、もっとも参考にすべき書だった!わかりやすい新訳で読む古典の名著。

目次

百言(順境に危険なものは自慢と奢り
しくじり知らずの人間の危うさ
「男の危機」に気づくべし
退化しようと人間はただ努めよ ほか)
百話(完璧を求めるあまり時宜を逸するな
気力で自分の体に勝つことが「克己」
勤務評定を上げる一工夫
期待される勤め人像は「急急」型 ほか)
結びにかえて―『葉隠』を生んだ時代と風土

出版社
商品紹介

「武士道といふは、死ぬ事と見つけたり」が有名な作品から現代に通じる武士(個人)や藩(組織)の危機管理の実践的教訓を読み取る。

おすすめコメント

「葉隠」といえば、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」ということばが、よく知られている。このために、この書は現代人にとっては、あまりに苛烈な印象を受ける。▼しかし、実際には江戸時代、泰平の世の中において侍とはどうあるべきかを説いた人生読本でもあった。そこには、「役についたときの心積もり」や「出世をあせると後ろ指をさされる」「仕事への懸命さを持続せよ」「人間好きに良い人材は集まる」「カネよりもヒトの経営に大切なこと」「危機管理の極意は「早起き」にあり」など、仕事へ向かう姿勢や上司としての心構えが数多く示されている。▼また、「人付き合いには時に見栄も必要」「事情通に惑わされない」「女々しくなった若者への苦言」など、現代にも通じる処世術がふんだんに示されている。武士道を理解することはもちろん、現代社会での生き方・考え方が学べる一冊。

著者紹介

渡辺 誠 (ワタナベ マコト)  
1945年、台湾・高雄生まれ。九州大学法学部中退。週刊誌記者を経て、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)