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世界といまを考える 是枝裕和対談集 1

PHP文庫 こ60−2

出版社名 PHP研究所
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-569-76350-7
4-569-76350-2
税込価格 902円
頁数・縦 375P 15cm
シリーズ名 世界といまを考える

商品内容

要旨

「世界とは何か」「現代とはいかなる時代なのか」―。是枝監督が映像に携わる表現者と対話すると、映画やドラマを入口として、テーマは深く豊かな広がりを見せた。対談シリーズの第1巻となる本書では、スパイク・ジョーンズ、リリー・フランキー、山田太一ら12人の映画監督・俳優・脚本家らとともに、作品、家族、そして東日本大震災後のこれからのことについて語り合う。

目次

第1章 映画監督と語る(ジャ・ジャンクー インディペンデント映画の地平
リアリズムと詩情で描かれる人々の営み
スパイク・ジョーンズ 批評の目を持ちつづけるために
アトム・エゴヤン 何かを失ったのちの人生
ミシェル・ゴンドリー 映画はユートピアをつくることができる
西川美和 砂田麻美 緩やかに交流する時間と空間)
第2章 俳優と語る(ジュリエット・ビノシュ 引き算こそがよりよい足し算に
リリー・フランキー 描こうと思っている、さらにその先へ
伊勢谷友介 映画を撮って少し大人になった)
第3章 脚本家と語る(山田太一 ささやかな日常を、丁寧に描くこと
井上由美子 作家ではなく、職人でありたい
坂元裕二 どこかから借りてきた言葉ではない言葉を)

おすすめコメント

この世界はどうなっているのか? 是枝裕和監督が、国内外の映画監督、俳優、脚本家と「表現すること」について語らった待望の対談集。

著者紹介

是枝 裕和 (コレエダ ヒロカズ)  
映画監督、テレビディレクター。1962年、東京生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組の演出を手掛ける。2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年、初監督映画『幻の光』がヴェネツィア国際映画祭で金オゼッラ賞受賞。2004年、『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)受賞。2013年、『そして父になる』がカンヌ国際映画祭審査員賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)