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調印の階段 不屈の外交・重光葵

PHP文芸文庫 う1-2

出版社名 PHP研究所
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-569-76418-4
4-569-76418-5
税込価格 858円
頁数・縦 395P 15cm

商品内容

要旨

一九三一年、駐華公使・重光葵はテロに遭い、右脚を失う。そこからの彼の人生は、目前に立ちはだかる“階段”を昇り続けるものだった。外交の第一線に復帰し、孤立する日本を救うため日中戦争を終結させようとするも、戦局は悪化。敗戦直後、再び外務大臣になると、誰もがためらう降伏文書への調印を引き受け、マッカーサーとの交渉に挑むのだった―昭和の外交官・重光葵の知られざる生涯に光を当てた長編小説。

著者紹介

植松 三十里 (ウエマツ ミドリ)  
静岡市出身。東京女子大学史学科卒業。出版社勤務、7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、作家に。2003年に『桑港にて』で歴史文学賞、09年に『群青 日本海軍の礎を築いた男』で新田次郎文学賞、『彫残二人』(文庫化時に『命の版木』と改題)で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)