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シャレのち曇り

PHP文芸文庫 た6−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-569-76575-4
4-569-76575-0
税込価格 814円
頁数・縦 359P 15cm

商品内容

要旨

落語家になるため弟子入り志願した若者(のちの談四楼)に、憧れの立川談志が告げたのは「やめとけ」の一言だった。―なんとか入門を許されるも、「俺と仕事とどっちが大事だ!」と無理難題に振り回される談四楼。恋に悩み、売れないことに焦燥し、好敵手と切磋琢磨する中で、ついに真打昇進試験が…。しかしそれは、落語界を震撼させる一大事件の始まりに過ぎなかった。師弟の情を笑いと涙で描く傑作小説。

著者紹介

立川 談四楼 (タテカワ ダンシロウ)  
1951(昭和26)年群馬県生れ。1983年11月立川流落語会第一期真打となる。真打昇進試験をきっかけに、落語界の将来に疑問をもち、書き綴った処女作「屈折十三年」(本書所収)で文壇デビュー。1990年初の小説集『シャレのち曇り』(文藝春秋)を刊行。以後、落語家の活動と並行して、テレビ、ラジオの出演の他、講演会等多忙の中、作家としても新聞、雑誌に連載エッセイやコラムを書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)