商品内容
要旨 |
落語の解釈は本来、聴き手にゆだねられるものだが、演者自身はどういう思いで語っているのか。あらすじとともに、演者目線の落語の見方や醍醐味を紹介。オチや名シーンで発せられる台詞を軸に、その噺の肝を独自に解釈し、わかりやすく説明する。芝浜、心眼、文七元結…よく知られる噺も「そんな見方があったのか」と新しい発見をして、さらに深く味わえる!文庫書き下ろし。 |
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目次 |
第1章 しみじみ編(「よそう。また夢になるといけねえ」―芝浜 |
おすすめコメント
江戸時代から現代まで受け継がれている、落語。 弱さや見栄、そそっかしさや義理人情等、今も昔も変わらない人間の感情を、 笑いに昇華してくれる内容は現代でも色褪せず、ここ数年さらに人気が高まっています。 その落語の魅力を、初心者から落語好きまで幅広く愉しめるのが本書です。 「芝浜」「心眼」「文七元結」など、よく知られる作品のあらすじを一話ごとに紹介。 師匠である立川談志の逸話等を盛り込みながら、噺の肝や落語の醍醐味について エッセイ形式で綴られています。 著者の立川談慶は、サラリーマンから落語家を目指した、史上初の「慶応大学卒」真打。 落語をベースにした人生論やビジネス書等の著書が多数あり、“本書く派”の異名を持っています。 著者曰く、「落語は人生に効くサプリメント」。 立ち読みページに、枕のような「まえがき」と「芝浜」を掲載いたしましたので、 ぜひその魅力を味わってみてください。