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戦国時代の大誤解

PHP文庫 す25−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-569-76964-6
4-569-76964-0
税込価格 858円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

武田の騎馬隊も織田の鉄砲三段撃ちもウソ?/戦国時代の馬はみなポニーだった?/源義経は色白で反っ歯の小男だった?など、魅力ある戦国武将たち、ドラマチックな合戦や名場面が全部ウソだったら…大河ドラマや時代劇、大衆小説によって誤った歴史認識を刷り込まれているかもしれない。在野の研究者である著者が通説をいったん疑ってみることの重要性を説く。あなたの“歴史常識”が試される全50項目!

目次

第1章 怪しい人たち(存在が怪しい人
出自が怪しい人 ほか)
第2章 歪められたヒーローたち(上杉謙信(一五三〇〜一五七八)
山中鹿介(一五四五?〜一五七八) ほか)
第3章 ウソっぱちの名場面(桶狭間の奇襲戦
川中島の一騎打ち ほか)
第4章 おかしな風景(そうそう天下取りなど望まなかった戦国大名
金銭を軽蔑しなかった戦国の武士たち ほか)
第5章 不思議な合戦シーン(敵はもとより味方すら把握できなかったらしい
じつは長いあいだ戦場で威力を発揮していた弓矢 ほか)

出版社・メーカーコメント

"歴史もののテレビドラマが果たしている役割は大きい。ことに大河ドラマには教科書にはない物語性があり、歴史知識を深めることができる。▲しかし、しばしばつくる側にも史実とフィクションの区別がついていない場合がある。当事者が事実と創作の違いを認識していたとしても問題があるのだから、はじめからそれを混同していたらどうなるか…確信犯的にとんでもない〈歴史〉を流布させる結果となる。▲◎武田の騎馬隊も織田の鉄砲三段撃ちもウソ◎戦国時代の馬はみなポニーだった◎源義経は色白で反っ歯の小男だった◎甲冑を着けて行軍はしない、など魅力ある戦国武将たち、ドラマチックな合戦や名場面が実は、全部ウソだったら…▲大河ドラマに描かれたかなりの部分はフィクションであり、必ずしも真実の歴史ではないと論じたのが本書である。在野の研究者である著者が通説をいったん疑ってみることの重要性を説く。あなたの""歴史常識""が試される全50項目!"

著者紹介

鈴木 眞哉 (スズキ マサヤ)  
1936年横浜市生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、防衛庁、神奈川県庁などに勤務。在職中から「歴史常識」を問いなおす在野の研究者として、学界の通説に一石を投じつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)