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勝海舟 中

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-569-77187-8
4-569-77187-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 493P 19cm
シリーズ名 勝海舟

商品内容

要旨

海舟が33歳で幕府に見出されたのは、「幕末動乱」という時代の要請でもあった。海軍の育成に情熱を傾けながら、倒幕のうねりに期した、海舟の心底を描く。

目次

第5章 天命の予感―窮境の中、兵術・蘭学練成のとき(家族の愛に包まれて
大奥の人気者 ほか)
第6章 群星かがやく―長崎海軍伝習所に集う逸材たち(貿易独占と屈辱儀礼
海軍教育と“自由”の気風 ほか)
第7章 開明への船出―咸臨丸渡米と攘夷の嵐(海舟の不平
乗組員の技量不足 ほか)
第8章 虚しい奔走―神戸海軍操練所にかけた夢(君臣、水魚の交わり
愚かな謀 ほか)
第9章 回天の地鳴り―宮島談判から鳥羽・伏見の戦(屈折した関係
命がけの宮島行き ほか)

おすすめコメント

黒船来航で日本は回天の地鳴りが響き始めた。時代がその存在を求めていたのか、軍艦奉行に抜擢された勝海舟が見据えていたものは?

著者紹介

勝部 真長 (カツベ ミタケ)  
大正5(1916)年東京生まれ。昭和15年東京帝国大学文学部倫理学科卒業。同大学院修了ののち、東大副手、東大講師、お茶の水女子大教授をへて同名誉教授。専攻=比較思想史、倫理学。平成17(2005)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)