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なぜ飼い犬に手をかまれるのか 動物たちの言い分

PHPサイエンス・ワールド新書 002

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-569-77205-9
4-569-77205-6
税込価格 902円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たち。彼らはどこからきて、どこへいこうというのか。雪の上に食べものはあるのか。日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちにためてきた。身近な犬や猫の行動から、チョウやホタル、さまざまな虫たちの行動まで、深い関心を寄せ、疑問を解いていこうとする珠玉のエッセイ集。

目次

第1章 動物たちそれぞれの世界(庭のタヌキ
冬の越しかた
春のチョウ
小鳥の給餌
田んぼのカエル ほか)
第2章 動物の言い分、私の言い分(稲むらの火
京都議定書
二つの美
トルコの旅で感じたこと
遠野を訪れて ほか)

おすすめコメント

自分をリーダーと思い込む犬、漢字を区別するカラス、真冬の雪山を歩く昆虫……動物の行動のナゾに迫る、おもしろエッセイ。

著者紹介

日高 敏隆 (ヒダカ トシタカ)  
1930年東京生まれ。昆虫学者、動物行動学者。東京大学理学部動物学科卒業後、東京農工大学、京都大学教授。82年に創設された日本動物行動学会の初代会長。滋賀県立大学学長、総合地球環境学研究所所長を歴任。京都大学名誉教授。著書には日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した『春の数えかた』(新潮社)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)