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お役所バッシングはやめられない

PHP新書 619

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-569-77258-5
4-569-77258-7
税込価格 814円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

お役所バッシングとは、一種の依存性薬物である。政治家や公務員を激しく叩いているうちに「正義の自分」に高揚感・陶酔感を持ってしまうのだ。しかし、過度の批判が政策を歪め、少しずつ日本社会を蝕んでいることに気づいているだろうか?本書では、元文科省キャリアが、建設的なお役所バッシングの方法を提案する。「叩き過ぎ」も「叩き足りない」のもダメ。感情に任せた批判は卒業し、バッシングリテラシーを身につけるべき、と説く。政治改革が叫ばれる今、国民の意識を根本から変える一冊。

目次

序章 お役所バッシングは終わらない
第1章 こんなバッシングが役所の政策を歪めている
第2章 公務員へのバッシングも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
第3章 私たちはなぜ公務員ばかりバッシングするのか―知られていないだけで、民間だってひどいですよ
第4章 建設的なお役所バッシングへの道―バッシングリテラシーを身につける国民の意識改革
第5章 是々非々の改革とは、愚直で泥臭いイバラの道
終章 社会における「公平さ」を求めて

著者紹介

山本 直治 (ヤマモト ナオハル)  
1974年長野県生まれ。中央大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修了(修士)。国家公務員採用1種試験に合格し、旧文部省(現文部科学省)に採用される。内閣官房副長官補室などを経て、国家公務員を退職。現在、人材紹介会社のロード・インターナショナル株式会社シニアコンサルタントの傍ら、公務員問題などを中心に多方面で執筆活動を展開中。日本初の公務員向け転職支援情報サイト「公務員からの転職支援 役人廃業.com」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)