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数学が歩いてきた道

PHPサイエンス・ワールド新書 005

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-569-77306-3
4-569-77306-0
税込価格 880円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

数学とはいかなる精神の下で誕生したのか。数学者たちはいったい何を追い求めてきたのか。古代ギリシア人が円周率πやルート2といった数の神秘に出会ったときの驚きと衝撃は、いかほどのものであったか。またそれは、後世にいかに引き継がれたのか。デカルト、オイラー、ニュートン、ライプニッツといった多彩な顔ぶれは、数学が直面する無限や時間の問題といかに格闘したのか。2000年有余の数学の歴史を、人間精神の歩みとして、その足跡を辿っていく。

目次

序章 聞いてみたいこと
第1章 深い森へ
第2章 近世に向けての旅立ち―文明の流れのなかで
第3章 ヨーロッパ数学の出発
第4章 数学の展開
第5章 関数概念の登場
第6章 解析学の展開

おすすめコメント

数学とはどういう学問か。古代ギリシアから現代まで、数学の2000年以上に及ぶ歩みを人間精神の足跡として広い視野から眺める。

著者紹介

志賀 浩二 (シガ コウジ)  
1930年新潟市生まれ。東京大学大学院数学系修士課程を修了。東京工業大学名誉教授。「数学の啓蒙」に目覚め、精力的に数学書を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)