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海の色が語る地球環境 海洋汚染と水の未来

PHP新書 637

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-569-77536-4
4-569-77536-5
税込価格 858円
頁数・縦 231P 18cm

商品内容

要旨

真っ青に澄んだエーゲ海は死んでいる!逆に、日本沿岸のような茶色がかった海こそ生き物の宝庫なのだ。海の「色」を見れば、その環境が手に取るように分かる。過度のインフラ整備により緻密な自然のシステムは確実に支障をきたし、垂れ流してきた有害化学物質は、一億倍に濃縮されてあなたの食卓に…。本書は、十数年もの間、自ら観測船に乗り込み調査した著者が、海洋汚染の実態を報告。水なしでは生きられない我々が、地球の七割を占める海を知らずに環境は語れない。

目次

第1部 海の色と海洋汚染(七色の水
海洋観測行脚)
第2部 資源としての水(巡る水
運び屋としての水
水の未来)

著者紹介

功刀 正行 (クヌギ マサユキ)  
1947年長野県諏訪市生まれ。現在、日本女子大学非常勤講師、国立環境研究所客員研究員、愛媛大学客員研究員、金沢大学客員教授。東京理科大学環境保全室勤務。東京理科大学理学部二部物理学科卒業。東京大学にて農学博士号取得。国立環境研究所で30年間にわたり大気汚染から海洋汚染まで様々な環境研究に従事。最近は、世界一周クルーズ船「飛鳥」など、世界各地を航行する船に乗り込んで、世界各地の海水を採取し、地球規模海洋汚染の動態解明に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)