日本外史 幕末のベストセラーを「超」現代語訳で読む
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2010年1月 |
ISBNコード |
978-4-569-77590-6
(4-569-77590-X) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 245P 19cm |
商品内容
要旨 |
平将門から徳川家康まで、武士の歴史を書き連ねた歴史書が読みやすい現代語訳でよみがえる。 |
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目次 |
第1部 頼山陽言いたい放題!論賛編(源氏前記「平氏」―武家の政界進出の功と罪 |
出版社 商品紹介 |
幕末の政治思想・歴史認識のベースとなった『日本外史』。志士たちを魅了したベストセラー歴史書が読みやすい現代語訳でよみがえる。 |
おすすめコメント
風雲急を告げる幕末のニッポン。ペリー来航を期に、泰平の眠りを覚まされ、時代の大きなうねりに飲み込まれてしまうのではないかと不安が増すなか、人々にこぞって読まれたのが『日本外史』でした。この本は、平安時代の源平争乱から徳川家康による江戸幕府開闢までの「武士の歴史」を綴ったもので、歴史上のさまざまな合戦の様子が、さながらスポーツの実況中継のようにスピーディに、ドラマティックに展開していきます。各本文の最後には、「論賛」というタイトルで頼山陽自身の尊王思想に基づいた解説が加えられ、この本独特の風味を添えています。これらが幕末の風潮とマッチし、爆発的な人気を呼んだのでした。本書は、そんな幕末のベストセラー『日本外史』の中から、現代人にとって最も興味深い部分を抜粋し、楽しく読める現代文に訳したものです。志士たちが大いに盛り上がり、味わった痛快な気分を共有できる本です。