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一隅を照らす生き方

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-569-77897-6
4-569-77897-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

鍵山秀三郎、坂村真民、そして懸命に生きる市井の人たち…一つの道に徹して、生命を輝かせた19話。

目次

第1章 いのちの讃歌(中央アルプスと『伊那谷の老子』―加島祥造さんのこと
断食と瞑想は原初の生命力を蘇らせる―復活する下村湖人
日常生活でおきる出来事はすべてOK!―山川紘矢・亜希子夫妻のこと
妥協することを知らないカリスマ左官―挟土秀平さんの挑戦)
第2章 父母の恩愛(母性性はいのちの源―「杜子春」にみる父母の愛
障害を負った人たちが営む夢多き豆腐屋さん―斉藤寛明さんの奮戦始末記
観音様の使いとして人々の心身を癒す―米村春美さんのヒーリング
母子の絆が幸せな人間をつくる―湯川れい子さんのメッセージ)
第3章 師の恩と友の益(我に苦難に耐え得る力を与えたまえ―山口良治さんの闘い
断食をして不始末を詫びた二宮金次郎
心に塔を建てよ―高田好胤師と笠川慶道さん
出会いは人生を変える!―鍵山秀三郎さんと伊藤信幸さん
打つ手は無限!―秋沢志篤さんが学んだこと
マザー・テレサに学ぶ―堂園晴彦さんとNPO「風に立つライオン」)
第4章 宇宙と人生(天空に舞うオーロラからのメッセージ
月と惑星の黄昏の天空ショー―坂村真民さんの早天の祈り
日本の精神的地平を拓く―空海の求道
捨て果てる―良寛の生き方が教えるもの
天を仰いで心耳を澄ます―聖徳太子と神道の宇宙観)

出版社
商品紹介

生死を彷徨う病の体験を経て人生の針路を見出した著者が、古今東西の叡智を紐解きながら、いのちを輝かせて生きる人々の姿を描く。

おすすめコメント

「天に棄物(きぶつ)なし」という言葉がある。▼人間の目からは失敗したように見えたり、ツイていないと思える出来事であっても、天にとっては何一つ棄てたものではない。天は、そうした出来事を通して、私たちに大切なことに気づかせ、実りある人生へと導いてくれている。▼だから、どんな人生にも意味があるのである。▼▼本書は、有名無名を問わず、それぞれの持ち場で人生の最善を尽くし、キラリと生命を輝かせた人たちを、19の話にまとめたものである。▼「人の心に塔を建てよ」高田好胤師の言葉で人生が変わった笠川慶道さん。▼鍵山秀三郎氏との出会いで、経営方針が一変した伊藤信幸さん。▼妥協を知らないカリスマ左官・挾土秀平さん。▼……一つの道に徹し、一つの灯火をともし続けた人たち。ささやかな一灯ではあっても、やがて周囲を明るく照らしてゆく姿は、読む人に生きる勇気と、人生を100%生かす活力を与えてくれる。

著者紹介

神渡 良平 (カミワタリ リョウヘイ)  
1948年鹿児島生まれ。九州大学医学部を中退後、雑誌記者などの職業を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)