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亡国の本質 日本はなぜ敗戦必至の戦争に突入したのか

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-569-79092-3
4-569-79092-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 292P 20cm

商品内容

目次

第1章 ヒトラーに「愛された」日本大使(「五月危機」と日本
ドイツ的徹底性
芽生えた日独同盟論
最初は冷淡だったドイツ
二人の異端者
武器商人ハック
国際的にいかに受け取られるのか、私にもはっきりしない
防共協定交渉の再燃
ドイツ外務省の脱落
墨の色を濃くする大島)
第2章 同盟のため奮闘せるも…(日本陸軍も軍事同盟を狙う
笠原携行案の波紋
六か条の質問
「金魚大臣」の雄弁
板垣の二枚舌か?
欧州の風雲
ミュンヘンの一時停止
役者の交代
板垣食言す
どうどうめぐりの交渉
板垣の「工作」
欧州情勢複雑怪奇)
第3章 バスに乗ってしまった男たち(四か月の短命内閣
走り出したバス
虎穴に入らずんば虎児を得ず
ヒトラーの重大決定
海相吉田善吾の苦悩
ポイント・オブ・ノー・リターン
成立した亡国の同盟)
第4章 独ソに翻弄される松岡外交(日独伊ソ四国同盟構想
冷徹なるモロトフ
四国同盟成らず
スターリンの満悦)
第5章 亡国の戦争へ(日米諒解案
我を通す松岡
独ソついに開戦す
関東軍特種演習
排除された松岡
対米戦を決定づけた一挙
奈落の底へ)

出版社
商品紹介

日本が対米英戦争に踏み切った時、ドイツはともに参戦するのか。国際情勢の動きに翻弄される政府を描きながら開戦への道を辿る。

著者紹介

赤城 毅 (アカギ ツヨシ)  
本名、大木毅(おおきたけし)。1961年東京都生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)国費奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員などを経て、現在著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)