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ものの見方 思考の実技

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-569-79115-9
4-569-79115-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 196P 19cm

商品内容

要旨

自分だけの「見方」をつくる最高のヒント。“創造的思考”のための選りすぐりのお手本。

目次

縦と横
修辞的句読
知的散文
読む
「場」の錯覚
エディターシップ
忘却の文法
地理的思考
近代文化のマスク―印刷
未知を読む
外国語と思考
着想
フィナーレの思想

おすすめコメント

「創造的思考」の痛快さがわかる、最高のお手本。数百冊にのぼる、半世紀にわたって書かれた外山滋比古の膨大な著作のうちから選りすぐったのがこの試論集である。著者にしかできない、読む者が目を見張るような斬新なものの見方、個性的な考え方の顕著な作品だけが集められている。書く、読む、記憶する、世界をみる、考える等の私たちが日常何気なく行っている行為を題材にしているにもかかわらず、「思いがけない着想」「意表をつく論証」「時を経ても古びない論点」が展開する刺激的な一冊である。新鮮なものの見方・考え方、創造的思考に関心を寄せる人たちにとって、まさに格好の「知」の模範演技となるであろう。

著者紹介

外山 滋比古 (トヤマ シゲヒコ)  
1923年、愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒。雑誌『英語青年』編集長、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、お茶の水女子大学附属幼稚園園長、昭和女子大学教授などを歴任。現在はお茶の水女子大学名誉教授。英文学者、評論家、文学博士。専門の英文学をはじめ、言語学、修辞学、教育論など広範囲にわたる研究と評論活動とともに、ことばによる幼児の情操教育についても提言などを続ける
栗原 裕 (クリハラ ユタカ)  
1940年、前橋市に生まれる。1969年、東京教育大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。現在、大妻女子大学文学部教授。1960年以降、著者の指導を受け、現在にいたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)