• 本

生み出す力

PHP新書 687

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-569-79181-4
4-569-79181-6
税込価格 792円
頁数・縦 174P 18cm

商品内容

要旨

リンゴ三つとミカン三つを足すと、全部でいくつになりますか?―この質問こそ、国際競争力を左右するカギが隠されている。いまだに教科書を正しく暗記し、模範解答をすみやかに出すことが最善だと勘違いしている日本人。すぐに役立つ知識ばかりがもてはやされる。これではたして真に優秀な人を評価できているのだろうか。「ミスター半導体」と世界に称賛された“独創の巨人”は言う。「バカなことに最後まで打ち込みなさい」。突拍子もないアイデアを形にし、新しいものを生み出す力はどこから湧き上がるのか―。

目次

第1章 「1+1」はわからないほうがいい
第2章 「優秀」のものさし
第3章 生み出す力はどこから生まれるか
第4章 アイデアの種は現場にある
第5章 真理はたえず少数者の側にあり
第6章 「すぐに役立つ」からの脱却
第7章 日本人はアジアから尊敬されていた

おすすめコメント

日本人に足りないのは、バカなことをやり抜くひねくれ精神。 “独創の巨人”がアイデアの源泉を語る。リンゴ三つとミカン三つを足すと、全部でいくつになりますか?――この質問にこそ、国際競争力を左右するカギが隠されている。いまだに教科書を正しく暗記し、模範解答をすみやかに出すことが最善だと勘違いしている日本人。すぐに役立つ知識ばかりがもてはやされる。これではたして真に優秀な人を評価できているのだろうか。「ミスター半導体」と世界に称賛された”独創の巨人”は言う。「バカなことに最後まで打ち込みなさい」。突拍子もないアイデアを形にし、新しいものを生み出す力はどこから湧き上がるのか?【内容例】(1)「1+1」はわからないほうがいい/(2)「優秀」のものさし/(3)生み出す力はどこから生まれるか/(4)アイデアの種は現場にある/(5)真理はたえず少数者の側にあり/(6)「すぐに役立つ」からの脱却/(7)日本人はアジアから尊敬されていた

著者紹介

西澤 潤一 (ニシザワ ジュンイチ)  
1926年仙台市生まれ。東北大学名誉教授、岩手県立大学・首都大学東京名誉学長、学校法人上智学院顧問、上智大学特任教授。工学博士。東北大学工学部卒業後、同大学大学院特別研究生などを経て、東北大学教授に就任。専門は電子工学、通信工学。PINダイオード、静電誘導トランジスタ、光通信の基本三要素にかかわる技術の開発など、とくに半導体研究の黎明期を支えた功績から「ミスター半導体」と呼ばれる。IEEE(米国電気電子学会)からは名前を冠した記念メダルを創設されるなど、電子工学分野における世界的権威(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)