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統合失調症 その新たなる真実

PHP新書 697

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-569-79306-1
4-569-79306-1
税込価格 1,034円
頁数・縦 277P 18cm

商品内容

要旨

百人に一人がかかる身近な疾患であるにもかかわらず、多くの人にとって縁遠く不可解な統合失調症―そのメカニズムが現在かなりのところまで解明され、治療法は大きく様変わりしつつある。時間はかかるが統合失調症は克服できる病になろうとしているのだ。本書ではこの疾患の背景やメカニズム、治療技術ゆ回復過程について、最先端の知識をわかりやすく伝える。そして、この病を理解して克服するためには、正しい知識とともに人間として共感する姿勢が大切だと説く。

目次

第1章 統合失調症とは、どんな病気か
第2章 闇に閉ざされた歴史から希望の光へ
第3章 統合失調症の症状と診断
第4章 統合失調症と認知機能障害
第5章 統合失調症の神経メカニズムと原因
第6章 統合失調症と社会
第7章 統合失調症の治療と回復

著者紹介

岡田 尊司 (オカダ タカシ)  
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。山形大学客員教授。臨床医として、現代人の心の危機に向き合う。また、小笠原慧のペンネームで小説を執筆。横溝正史賞を受賞した『DZ』『風の音が聞こえませんか』(以上、角川文庫)などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)