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蒋介石が愛した日本

PHP新書 725

出版社名 PHP研究所
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-569-79611-6
4-569-79611-7
税込価格 792円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

蒋介石ほど日本に深いかかわりをもった世界の指導者はいない。新潟での兵営生活、孫文の代理としての訪日、渋沢栄一との出会い―青年期の四年にわたる日本滞在と頻繁な往来は、彼をして、「日本の民族性を愛している。日本は私の第二の故郷である」と言わしめるほどであった。誰よりも日中の友好協力を切望していた蒋介石が、なぜ抗日戦に突入し、中共との内戦に敗れ、台湾へと退去せねばならなかったのか。思想と行動そして日本人への親愛の情を、彼を支えた三人の女性とのかかわりに光を当てて描く。

目次

第1章 生い立ちと日本留学(浙江省渓口鎮
ドーリットル日本初空襲の余波 ほか)
第2章 革命の炎(故郷で奮戦
「上海の一〇年」 ほか)
第3章 西安事件(正月の明暗
満蒙問題 ほか)
第4章 日中戦争から太平洋戦争へ(平和外交の挫折
第二次国共合作 ほか)
第5章 本土をあとに(国共内戦と米国
本土をあとに ほか)

著者紹介

関 榮次 (セキ エイジ)  
1929年沖縄県生まれ。53年東京大学法学部卒業、外務省に入る。米国、インドネシア、英国、タイ、ユーゴスラビア、ブラジルなどに在勤し、ザンビア大使、駐英特命全権公使、経済協力基金理事、ハンガリー大使などを歴任。92年退職。企業顧問などを経て、現在ノンフィクション作家。社会福祉法人わらしべ会乗馬センター顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)