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魂を養う教育 悪から学ぶ教育

出版社名 PHP研究所
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-569-79795-3
4-569-79795-4
税込価格 1,045円
頁数・縦 260P 18cm

商品内容

要旨

まず「人間の復興」から始めよ!日本人を強く、しなやかにする曽野流教育論。

目次

1 教育は強制から始まる
2 人間は善も悪も学ばなければならない
3 なおざりにされた魂の教育
4 親のできること
5 学校とはいかなる場所か
6 生き延びる訓練
7 自分を静かに保つ

出版社
商品紹介

世界では非業の死を遂げる子供たちがおり、その悲運は児童虐待や災害のあるわが国も無縁ではない。この世に生きることを教える一冊。

おすすめコメント

「子供を、常に苦難に耐えるように訓練しておきなさい。 長く歩けなければならない。重いものも、或る程度持てなければならない。 外で寝ることに抵抗を感じてはいけない。煮炊きは必ずできなければならない。 泳ぎも当然必要です。」と、筆者は語ります。 すなわち教育とは、学問のことではなく、文字で教えられる前に身体で感じ、 身の周りで起こる不条理や悪を受け止め、なおかつ自由でいられる「魂」を育てる作業なのです。 したがって、嫌なことやつらいこと、苦痛や絶望さえも立派な「教育効果」となります。 人生そのものがそうである以上、われわれが苦難を抜きにして教育を語るなど、 もってのほかでしょう。 苦しみをものともせず、「自分の力で生きられる」人がわずかでも増えれば、 この国は必ず復活することでしょう。

著者紹介

曽野 綾子 (ソノ アヤコ)  
1931年、東京生まれ。54年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、日本藝術院・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会(通称JOMAS)代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞を受賞。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員、日本文藝家協会理事。日本郵政社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)