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高校に入る前に親がしてはいけない82のこと

出版社名 PHP研究所
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-569-81126-0
4-569-81126-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 188P 19cm

出版社・メーカーコメント

突然ですが、皆さんが十五歳だった頃を思い出してみてください。何に熱中し、何に喜び悲しみ、そして何を思い出として記憶に残していますか。皆さんのお子さんは、まさにこれから十五、十六、十七歳と、かつての皆さんと同じように「今後一生の記憶に残る経験」を数多く体験する年代にさしかかっています。心身両面で急激に変化し、日々喜怒哀楽を経験するであろう彼らを、本来であれば私たち保護者は、我々自身が経験してきたことだからこそ温かく見守り「(彼らが)どんな花を咲かせるのだろうか」と楽しみにしていたいところです。ところが現実は日常の慌ただしさに振り回されてばかりで、「子どもの未来への期待」よりも「子どもの至らない部分」ばかりに目がいってしまうものです。これに反抗期が加わると、親と子の間では何かにつけて口論になってしまうことも少なくないでしょう。子どもの失敗を許容することができず叱責したり、「もういい、自分でやったほうが早いから」などと子どもの自尊心を傷つけるような言動をとってしまうケースも多いようです。そんなお母さんがたの「とってしまいがちな言動」を、本書では四つのタイプに分けました。(1)子どもを甘やかしながらも押さえつけようとする過干渉タイプ (2)子どもをいつまでも自分の管理下に置こうとする過保護タイプ (3)自分の感情に振り回されて子どもを冷静に見られないイライラタイプ (4)子どもを過信しすぎ、子育てから一切手を引こうとする放任タイプ タイプ別に、アドバイスも変わってきます。「自分はこんな言動をとりがちだな」と考えながら読んでいただけると、さらに本書が役に立つのではないかと思います。(「はじめに」より)