「一体感」が会社を潰す 異質と一流を排除する〈子ども病〉の正体
PHPビジネス新書 312
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2014年3月 |
ISBNコード |
978-4-569-81152-9
(4-569-81152-3) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 221P 18cm |
内容詳細要旨(情報工場提供) バブル崩壊までの高度成長期においては、日本企業は社長や上司の号令のもと、社員が一致団結して同じ行動をとることが勝利の方程式だった。そのため、組織内では「一体感」や「仲間意識」を強めることが奨励されてきたのである。しかし、この「一体感」や「仲間意識」こそ、バブル崩壊後の企業の成長を阻害する要因となってきたのではないだろうか。本書では、時代の変化に適応できていない人や組織が、いまだにかつての成功モデルにしがみつき、仲間うちの「一体感」を強めるべく、子どもっぽい思考や行動、そして組織のあり方を続けている状態を〈子ども病〉と呼び、その典型的症状を15パターンに分けて紹介。併せて、コドモの組織が大人になるための方策を提言している。著者は、社内に席を置き、内部から社内の様子を見るというスタイルでこれまで30社以上の企業に助言を行ってきた経営・組織コンサルタント。 |
商品内容
要旨 |
戦後、日本企業は「一体感」を武器に成長してきた。しかし、それこそがバブル崩壊ののち、人と組織を停滞させた元凶だったのだ。30社以上に助言してきた組織コンサルタントが、社会経済の変化とキャリアパスに潜む問題から、この重篤な病気を喝破する。大人の仕事場であるはずの会社が、なぜ子どもの仲良しグループのように馴れ合い、一流の人材を排除しはじめるのか。あるいは個人の成長を妨げるのか。幼稚な組織と心中しないためにも要一読。 |
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目次 |
第1章 「個人がコドモ?」の組織 |