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悼む力 逝ったあの人へ、生きる自分へ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-569-81233-5
4-569-81233-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 239P 18cm

商品内容

要旨

心臓が止まっても、思い出を残した人はまだ死んでいない。親しかった人の死を悼むとき、その人を思い出し、そして語ろう。

目次

1章 悼む心を明日の糧に(優しく愉快な井上ワールド
いつか読む井伏鱒二
色川武大さんの勝負哲学 ほか)
2章 よく生きて、よく死ぬ(マイナスからの出発
病人と病気の性格について
命を扱う仕事 ほか)
3章 読書が培う悼む力(読書は一生の楽しみ
言葉にまつわる“個人的な体験”
おもしろい本が一番 ほか)

出版社
商品紹介

人はいつかは死ぬものである。大切な人を失い、多くの人を見送ってきた作家が見つけた悼む意味とは。80歳を迎える小説家の死生観。

著者紹介

阿刀田 高 (アトウダ タカシ)  
1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。2003年に紫綬褒章、09年に旭日中綬章を受勲。日本ペンクラブ15代会長、直木賞選考委員。12年より山梨県立図書館館長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)