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なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか

出版社名 PHP研究所
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-569-81533-6
4-569-81533-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

責任回避、先送り、前例踏襲、現状維持…改革の足を引っ張る「巨大生物」を打ち倒せ!郵政改革、国会原発事故調に関わったマッキンゼー出身の著者が、組織に蔓延する「マインドセットの罠」と脱却法を説く。

目次

第1章 「異論を唱える義務」とは(異論を唱える義務(Obligation to dissent)の本当の意味
「マインドセット」の転換の契機になるか ほか)
第2章 公的機関の改革から見えた「マインドセット」問題の存在(「マインドセット」の意味をもう一度考える
責任回避の実態から見えたその構造 ほか)
第3章 「異論を唱える義務を課す」組織を創出するには(二つの対極的組織
「巨大生物」改革のアプローチ ほか)
第4章 「異論を唱える義務」を負った国会事故調(国会事故調に課せられた役割を再考する
法的位置づけと国会からの付託 ほか)
第5章 「マインドセット」の罠に陥らないために(一人称で考えてみる
国民の立場で異論を唱える機会を創出する ほか)

出版社
商品紹介

異論を唱えるのは「権利」ではなく、「義務」である。国会事故調の調査統括として、日本型組織の病巣と対峙した著者による組織論。

著者紹介

宇田 左近 (ウダ サコン)  
ビジネス・ブレークスルー大学(学長・大前研一)経営学部長・教授。原子力損害賠償支援機構参与・東京電力調達委員会委員長、荏原製作所独立社外取締役、日米医学医療交流財団学術委員等。東京大学工学系大学院修士、シカゴ大学経営大学院修了(MBA)。日本鋼管(現JFE)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、郵政民営化有識者会議委員、日本郵政株式会社専務執行役および郵便事業株式会社専務執行役員、東京医科歯科大学医療経営学寄付講座客員教授、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(委員長・黒川清、通称「国会事故調」)調査統括等を経て現職
黒川 清 (クロカワ キヨシ)  
政策研究大学院大学アカデミックフェロー、東京大学名誉教授。東京大学医学部卒、同大学院医学研究科修了(医学博士)。1969〜1983年、在米、ペンシルバニア大学他を経て、1979年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部内科教授。1989年、東京大学医学部第一内科教授、1996年、東海大学医学部長。2011〜2012年、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員長。国内外の関係学会、国際科学者連合体の役員、委員を務め、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)