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エクサスケールの衝撃 次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く

出版社名 PHP研究所
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-569-81892-4
4-569-81892-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 587P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

最先端の科学技術研究に用いられるスーパーコンピュータについて、その高性能が国家単位で熾烈に争われていることを知る人は多いだろう。2011年11月に、日本で開発された「京」がスーパーコンピュータ・ランキング「Top500」で世界一に認定されたことも記憶に新しい。今や、日本をはじめとする先進各国では「京」の100倍、演算性能が「エクサ」という前人未踏の数値単位に達するスーパーコンピュータの開発が進められている。本書では、そうした超高性能のスーパーコンピュータによる科学技術の飛躍的な進化に伴い、社会がどのように変わっていくかを予測。その変化は、これまで人類が経験したことのない、きわめてドラスティックなものになるという。著者はスーパーコンピュータ技術を開発する株式会社PEZY Computing代表取締役社長。同社開発のスーパーコンピュータは世界コンピュータ・ランキング消費電力性能部門「Green500」で世界2位を獲得した。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年04月15日])

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商品内容

要旨

「エクサスケール・コンピューティング」によって、すべてが変わる。世界コンピュータ・ランキング消費電力性能部門「Green500」で独自技術により世界第2位を獲得した気鋭の研究開発者が描きだす鮮烈な未来。

目次

序章 人類の未来を変える可能性を秘めた半導体
第1章 急速に近づく「前特異点(プレ・シンギュラリティー・ポイント)」
第2章 「エクサスケール・コンピューティング」によってすべてが変わる
第3章 まずエネルギーがフリーになる
第4章 生活のために働く必要がない社会の出現
第5章 人類が「不老」を得る日
第6章 新しい価値観が生まれる
終章 我々日本人が次世代スーパーコンピュータを開発する

著者紹介

齊藤 元章 (サイトウ モトアキ)  
研究開発系シリアルアントレプレナー。医師(放射線科)・医学博士。1968年、新潟県生まれ。新潟大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科卒業。東京大学医学部附属病院放射線科の2年間の研修期間修了後、大学院入学と同時に学外に医療系法人を設立して研究開発を開始。3年後の1997年に米国シリコンバレーに医療系システムおよび次世代診断装置開発法人を創業。300名の社員を登用して世界の大病院に8000以上ものシステムを納入。2003年には米インテルのアンドリュー・グローブ会長とクレイグ・バレット社長兼CEO(当時)の推薦で、日本人初のComputer World Honors(米国コンピュータ業界栄誉賞)を医療部門で受賞。株式会社PEZY Computing代表取締役社長、株式会社ExaScaler創業者・会長、UltraMemory株式会社創業者・会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)