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超インフラ論 地方が甦る「四大交流圏」構想

PHP新書 998

出版社名 PHP研究所
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-569-82634-9
4-569-82634-2
税込価格 858円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

「日本は道路王国で、もう高速道路なんて必要ない」「公共事業は、国の『借金』を膨らませるだけで、税金の無駄使いだ」。こんな言説をよく耳にする。しかし、それは全くの「デマ」に過ぎない。じつは日本は、先進諸外国に比してはるかに「インフラ後進国」であり、さらに、インフラ投資は地方を甦らせる最短の道なのである。今こそ、これまでの常識を「超」えて、景気停滞や人口減少を解決するための「超インフラ論」を力強く推し進めていかなければならない―。「大阪都構想」反対派急先鋒として注目を集めた著者による、渾身の最新刊。

目次

第1部 超インフラ論―総論(既成概念を超えた「超インフラ論」
日本はもはや「後進国」である
インフラこそが「成長」の礎
「アベノミクス投資プラン」が成長と財政再建をもたらす)
第2部 超インフラ論―具体論(なぜインフラで地方は再生するのか
「東京一極集中」を終わらせる「大大阪構想」―四国・北陸・山陰と関西を一気に発展させる国家プロジェクト
地方を甦らせる「四大交流圏」形成構想―「太平洋ベルト」集中構造からの脱却
地域の絆を強める「ソフト・インフラ」を育む
「アベノミクス投資プラン」の策定を)

出版社・メーカーコメント

大阪都構想反対派の急先鋒として注目を集めた著者による、渾身の新刊! 「都構想」否決のその先にあるものは――? 人口が減り続けている大阪のみならず、「消滅」までもが危惧されている日本の「地方」。本書ではその復活の道筋を大胆に示す。

著者紹介

藤井 聡 (フジイ サトシ)  
1968年奈良県生まれ。京都大学工学部卒、同大学院工学研究科修士課程修了後、同大学助手、スウェーデン・イエテボリ大学心理学科客員研究員、東京工業大学助教授、教授を経て、2009年より京都大学教授。専門は公共政策論、都市社会学。同大学院工学研究科教授。内閣官房参与(防災・減災ニューディール)。表現者塾(発言者塾・西部邁塾長)元塾生。03年土木学会論文賞、05年日本行動計量学会林知己夫賞、06年「表現者」奨励賞、07年文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年日本社会心理学会奨励論文賞、同年度日本学術振興会賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)