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科学研究とデータのからくり 日本は不正が多すぎる!

PHP新書 1006

出版社名 PHP研究所
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-569-82654-7
4-569-82654-7
税込価格 858円
頁数・縦 229P 18cm

商品内容

要旨

なぜ科学者はうそをつくのか。研究者たちはどうやって人を騙すのか。どう切り抜けようとするのか。世間を騒がせた事件を中心に解説し、現状を暴いていく。そして、どこまでが単なるミスで、どこからが犯罪になるのか。過失と不正の評価をわかりやすく表にした。絶対にやってはいけない掟とは何か、統計と犯罪の専門家が本書で明らかにする。

目次

序章 研究者とミスコンダクト―本書の内容について
第1章 研究者の過失と不正―「たちの悪さ」のレベルについて
第2章 研究者の礼儀と掟―STAP細胞事件
第3章 企業スポンサーと研究費―ノバルティス事件
第4章 事実の一般化と挙証責任―ギャンブル依存症五三六万人問題を中心として
第5章 パワーポリティクと研究者―むすびに代えて

著者紹介

谷岡 一郎 (タニオカ イチロウ)  
1956年、大阪生まれ。1980年に慶應義塾大学法学部を卒業後、1983年南カリフォルニア大学行政管理学修士課程を修了。1989年社会学部博士課程を修了(Ph.D.)。大阪商業大学教授を経て、1997年大阪商業大学学長、2005年学校法人谷岡学園理事長。専門は、犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)