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家族という名のクスリ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-569-82797-1
4-569-82797-7
税込価格 1,018円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

目次

第1章 『家族という病』は、ある臆病な女性の「愚痴」(家族は「演じてみせる」ものではない
読者に一考を促すための反論 ほか)
第2章 「おひとりさま」という病(得られたポストや仕事は「自分の努力」のおかげだけ?
「個人の自由」のみを優先させた社会の末路 ほか)
第3章 「おひとりさま」より「お互いさま」(「個人主義」を盾にした無責任な言説
家庭ほど安らぐ場所はなく、夫婦ほど支え合える関係はない ほか)
第4章 そんなに家族を解体したいのか(マタハラには断固として反対だが…
「男社会」ゆえに女が得をしていることがある ほか)
母娘特別対談 「おひとりさま」はつまらない!―一から十一への物語(子育ての最終目標
鬼と仏のはざまで ほか)

おすすめコメント

家庭ほど安らぐ場所はなく、夫婦ほど支え合える関係はありません! 下重暁子氏、上野千鶴子氏の「歪んだ家族論」に、徹底的に反論する。

出版社・メーカーコメント

50万部超のベストセラー『家族という病』の著者・下重暁子氏は同書で、「親や家族の期待は子供をスポイルしている」「配偶者は他人」などと家族の価値を否定し、自立した個人の重要性を強調。また80万部のベストセラー『おひとりさまの老後』の著者・上野千鶴子氏は、「ひとり暮らしは、さみしいだろうか?」「ようこそ、シングルライフへ」などと綴る。これらの言説に対して<下重暁子さん、上野千鶴子さん、あなたたちの「歪んだ家族論」に私は反論させてもらいます!!>と声を上げたのは、本書の著者・金美齢氏だ。金氏は、「メディアや学界などで仕事をしている関係から公的な立場を与えられた彼女たちが、ちゃんと結婚をし、子供をなし、家族という共同体を営み、社会を支えている人たちの生き方を批判する。これを傲岸不遜と言わずして、なんと言おう」と憤る。「『おひとりさま』の貴方を看取るのは誰?」と問う著者が改めて説く「家族の価値」。

著者紹介

金 美齢 (キン ビレイ)  
1934年、台湾生まれ。1959年に留学生として来日、早稲田大学第一文学部英文学科に入学。同大学院文学研究科博士課程単位修了。その後、イギリス・ケンブリッジ大学客員研究員、早稲田大学文学部講師などを経て、JET日本語学校校長を務める。現在、同校名誉理事長。評論家。台湾独立を願い、日台の親善にも努め、政治、教育、社会問題等でも積極的に発言。テレビ討論番組の論客としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)