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塩分のとりすぎがあなたの体をむしばむ みそ汁、漬け物、煮物、干物…和食は健康食ではなかった!?

出版社名 PHPエディターズ・グループ
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-569-83163-3
4-569-83163-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 199P 18cm

商品内容

要旨

私たち現代人に多くの塩は必要ない。なぜなら「汗をかかない生活をしているから」だ。なのに、みそ汁、漬け物、干物など塩分たっぷりの和食をとって、過剰に摂取し続けている。レトルト食品、惣菜、コンビニ弁当などに含まれる「隠れ塩」もカウントすると、WHOの定める1日の摂取量5gをゆうに超えているとみられる。(日本人男性14g、女性11.8g)。塩分の過剰摂取は、高血圧、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、ガンなどさまざまな病気を引き起こす。塩分の摂取を抑えるだけであなたの健康寿命は延びる。そのための工夫と生活習慣を紹介。

目次

第1章 「和食」は健康食ではなかった!?(健康食と呼ばれる和食にも実は弱点があった!―欧米に比べると格段に多い日本人の塩分摂取量
過剰な塩で心疾患や脳卒中のリスクが増大―世界的な疫学調査でわかった塩と高血圧との関係 ほか)
第2章 現代の日本人が多くの“塩”を必要としない理由(汗をかかない現代人に塩は必要ない―「熱中症予防に塩分摂取」は間違いだった
なぜ、塩分の摂取量は少なくていいのか―ナトリウムは体内でこんな働き方をしている ほか)
第3章 高血圧、ガン、脳卒中、認知症…原因はすべて“塩”にあり(なぜ塩をとりすぎると高血圧になるのか?―高血圧が続くと動脈硬化が進行して寝たきりや突然死も…
知らず知らずのうちに血管をボロボロにする高血圧―自覚症状のない高血圧は本当にこわい ほか)
第4章 誰でも無理なく続けられるおいしい「減塩生活」(旬の素材を活かすだけで無理なく減塩できる―素材そのもののおいしさを活かして薄味に
味の決め手となる“だし”は手作りで―手作りのだしは薄味でも十分おいしい ほか)
第5章 ガン予防だけじゃない!メタボ、肝硬変、関節リウマチにも効果のあるフレッシュジュース(ガンを防ぐ済陽式食事療法―免疫力(生体防御機能)を高める食事はガン以外にも効果あり
60歳超の私が病気をせずにバリバリ働ける理由―カリウム摂取にはフレッシュジュース ほか)

おすすめコメント

塩漬け生活の日本人。「塩分過多は様々な病気の大元」と警告する著者が、塩分を取りすぎないための生活習慣を伝授。

著者紹介

済陽 高穂 (ワタヨウ タカホ)  
西台クリニック院長。千葉大学医学部臨床教授、三愛病院医学研究所所長。千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センターに入局。米国テキサス大学外科教室に留学し、消化管ホルモンを研究する。帰国後、東京女子医科大学助教授、都立荏原病院外科部長、都立大塚病院副院長を経て現在に至る。手術、抗ガン剤治療、放射線治療というガンの三大療法に済陽式食事療法を組み合わせ、多くのガン患者さんを治癒・改善に導いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)