返還交渉 沖縄・北方領土の「光と影」
PHP新書 1090
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2017年3月 |
ISBNコード |
978-4-569-83226-5
(4-569-83226-1) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 266P 18cm |
商品内容
要旨 |
沖縄復帰はなぜ実現し、北方領土交渉はなぜ難航しているのか。本書ではまず沖縄復帰までの道筋を、二人の人物によって読み解く。外務省アメリカ局長で「表の交渉」を務めた東郷文彦氏(著者の父)と、いわゆる「沖縄密約」交渉を行なった佐藤総理の密使、若泉敬氏である。二人には共通する思いとして「沖縄愛国心」と「醒めた現実主義」があった。北方領土交渉に携わった著者は、「北方領土愛国心」の余りの強さが、「醒めた現実主義」を曇らせていった過程を、痛惜の念を持って振り返る。二つの返還交渉に携わった人たちの思想と行動を、独自の視座から分析する一冊。 |
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目次 |
序章 沖縄返還交渉と北方領土交渉 |
おすすめコメント
私の父と若泉敬氏は沖縄返還を成し遂げ、私は北方領土交渉に苦慮した。しかし新たな光も見えてきた……。元外交官の「返還交渉」論。