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戦争と平和の経済学 世界は今、500年に1度の大転換期だ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-569-83581-5
4-569-83581-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 332P 20cm

商品内容

要旨

現代人に最も役に立つ「世界史の読み方」!資本主義社会の行き詰まりが、世界的大混乱を引き起こしている。文明の変化を、戦争史と経済学の視点から説き明かす、画期的論考。

目次

第1章 人工国境大国の時代が終わる(アメリカだけが一人前の大国でありつづけた第二次世界大戦後の世界
現代は、自然国境国家がほとんどなくなった時代 ほか)
第2章 16〜20世紀は西欧的な力の論理の時代だった(中世までの戦争は、寒冷化と飢餓が引き起こす社会現象だった
そして中世までは、経済力と軍事力のあいだに力の均衡が成立していた ほか)
第3章 第二次世界大戦の意味を改めて考えてみよう(大不況は想定外だったが、ドイツの復讐戦は筋書きどおりだった
日本を枢軸国側に追いやる準備も怠りなかった ほか)
第4章 資源制約と暴力抑止産業と地政学からの解放(人類はもう、資源制約から解放されている
もう戦争は起きないし、地球は温暖化しない ほか)
第5章 資本主義は戦争とインフレと大量生産の道、市場経済は平和とデフレと多品種少量生産の道(資本主義の本場は、ほんとうにヨーロッパか?アメリカではないのか?
「能動的棲み分け」とは何か? ほか)

おすすめコメント

戦争とインフレで運営されてきた世界が破綻し、平和とデフレが基軸の世界に変わる。500年に一度のパラダイムシフトを予測する。

著者紹介

増田 悦佐 (マスダ エツスケ)  
1949年東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て帰国、HSBC証券、JPモルガン等の外資系証券会社で建設・住宅・不動産担当アナリストなどを務める。現在、経済アナリスト・文明評論家。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)