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「米中経済戦争」の内実を読み解く

PHP新書 1105

出版社名 PHP研究所
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-569-83651-5
4-569-83651-8
税込価格 946円
頁数・縦 248P 18cm

商品内容

要旨

中国経済の的確な見立てに定評のある著者が、「中国は『経済核爆弾』を使えない」などの見通しをもとに両国の今後を読み解く。さらに、「今の中国経済は、90年代の日本と似た状況にある」「中央財政赤字も急増しているという衝撃」など中国経済を明晰に分析。

目次

第1章 習近平の政権力学
第2章 第一九回中国共産党大会―習近平政権の天王山
第3章 トランプの対中政策―「米中貿易戦争」の内実
第4章 習近平の対トランプ政策―首脳会談での「踏み込んだ」発言?
第5章 北朝鮮問題―中国による「レジーム・チェンジ」の可能性
第6章 中国バブルは崩壊するのか―九〇年代日本に似てきた中国経済
第7章 中国経済の今後―グッドニュースとバッドニュース
第8章 人民元と資本流出
第9章 戦略的な日中関係のために

著者紹介

津上 俊哉 (ツガミ トシヤ)  
現代中国研究家。1957年生まれ。1980年東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。在中国日本国大使館経済部参事官、通商政策局北東アジア課長、経済産業研究所上席研究員を歴任後退官。2004年に東亜キャピタル(株)取締役社長に就任。2012年より津上工作室代表。『中国台頭』(日本経済新聞社・サントリー学芸賞受賞)他、著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)