• 本

二〇二五年、日中企業格差 日本は中国の下請けになるか?

PHP新書 1157

出版社名 PHP研究所
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-569-84107-6
4-569-84107-4
税込価格 968円
頁数・縦 263P 18cm

商品内容

要旨

習近平政権の「中国製造2025」が世界市場を席巻し始めている。「2025年までに中国が世界NO.1の製造強国になる」計画だ。着々と進行するこの計画が実現されれば、大きな構造変革が日本にもたらされる。巨大資本の中国企業が最終製品やサービスを作って世界へ輸出し、日本はそこに部品を提供する存在という「日本下請け化」現象が起きるのだ。「AI社会主義」とも言うべき国策をエンジンに疾走を続けるアリババ、テンセント、ファーウェイ等のメガ企業。これら紅船の襲来に日本はどう備え、打ち勝つべきか。気鋭のジャーナリストが日中の最新分析と未来予測を綴る。

目次

第1章 日中逆転
第2章 日本は中国の下請けになるか
第3章 深〓(せん)―進化する世界最先端都市
第4章 「爆速」イノベーションが世界市場を制圧する―スマホ決済から自動運転・EV・ドローンまで
第5章 アリババの野望
第6章 膨張するテンセント
第7章 「中国製造二〇二五」と「AI社会主義」の衝撃

おすすめコメント

中国のIT社会主義や「アジアのシリコンバレー」深?の最新事情などを交えながら、中国企業の台頭について詳細に論ずる一冊。

著者紹介

近藤 大介 (コンドウ ダイスケ)  
1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業、国際情報学修士。講談社『週刊現代』編集次長、『現代ビジネス』中国問題コラムニスト。明治大学国際日本学部講師(東アジア国際関係論)。2009年から2012年まで、講談社(北京)副社長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)