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朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

PHP新書 1197

出版社名 PHP研究所
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-569-84349-0
4-569-84349-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 371P 18cm

商品内容

要旨

日本人の多くは、朝鮮戦争に関してわが国は傍観者だったと思っている。だが、実は当時の日本国内には共産革命の司令塔・極東コミンフォルムによる「武装闘争」指令が下っていた。わが国は戦争と革命の波に巻き込まれていたのだ。日本を占領したGHQ、アメリカ民主党政権のトルーマン、ソ連のスターリン、中国国民党の蒋介石、中国共産党の毛沢東は日本とアジアをどのように改造しようとしたのか。朝鮮戦争はいかにして起こり、日本は紛争に巻き込まれたのか。知られざる日本・台湾の「侵略」工作とともに、敗戦後から朝鮮戦争に至る空白の戦後史が正体を現す。

目次

序章 敗戦後の日本を襲った「敗戦革命」
第1章 野坂参三の「平和革命」工作
第2章 日本共産党と朝鮮労働党の共謀
第3章 革命の司令塔・極東コミンフォルム
第4章 中国共産党に操られたトルーマン民主党政権
第5章 台湾を守れ―根本博と「白団」の活躍
第6章 原爆開発と朝鮮戦争への道
第7章 朝鮮戦争をめぐる中ソの思惑と対立
第8章 日本共産党の武装闘争
第9章 北海道侵略の危機
第10章 左右の全体主義と戦った日本社会党

おすすめコメント

朝鮮戦争の裏の狙いは日本の共産化だった! 韓国侵攻と時を同じくして起こる日本国内の暴動。保守は赤化の危機をどう乗り越えたのか?

著者紹介

江崎 道朗 (エザキ ミチオ)  
評論家、拓殖大学大学院客員教授。1962年生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務め、安全保障、インテリジェンス、近現代史研究に従事。2016年夏から本格的に評論活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)