ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法
PHP新書 1206
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-569-84552-4
(4-569-84552-5) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 301P 18cm |
商品内容
要旨 |
教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった頃のヨーロッパ。人々は「人殺し」に明け暮れていた。彼らの日常は「戦争」とは異なる、単なる殺し合い。平和は束の間の安らぎにすぎなかった。血に飢えたライオンよりも野蛮な世界である。この「国」という概念すらない16世紀に生まれながら、「戦争にも掟がある」という英知を著す信じ難い学者がいた。その名もフーゴー・グロティウス。彼の思想はのちにウェストファリア体制として実り、国際法の原型となる。天才グロティウスが混沌のなかに見出した「法」を日本一わかりやすく読み解く。 |
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目次 |
第1章 偉大な天才・グロティウス、その悲劇の生涯(殺し合いが日常の世界 |
おすすめコメント
いまこそ人類は17世紀の思想に立ち返れ! 日本人を取り巻く「野蛮な東アジア」のなかで戦争と平和の均衡をどう保ち、生き延びるか。