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日本の心をつくった12人 わが子に教えたい武士道精神

PHP新書 1210

出版社名 PHP研究所
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-569-84587-6
4-569-84587-8
税込価格 968円
頁数・縦 265P 18cm

商品内容

要旨

源義経、楠木正成、西郷南洲…自己保身を求めず、清廉潔白を貫いた典型的な「日本武士」たちは、東洋的教養人の典型でもあった。武士の魂と儒教の理念と禅の境地が結合して渾然一体となり、つくり上げられた高潔無比、純一至大の人格。聖人の道を一貫して実現させてきたわが日本国こそが、本物の「道義国家」である。「中華」「中朝」と賛美されて崇められてきた中国よりも、わが日本国こそが本物の「中華」であり、まさに「真中の王朝」としての「中朝」なのである。元中国人・現日本人である中国評論の泰斗が見出したわれわれの本質、美学と武士道の心がここに。

目次

序章 わが子に教えたい日本武士の心―中国の不幸と日本の誇り
第1章 源義経に見る「武士道」の理想と原型
第2章 時頼と時宗―為政者倫理としての武士道の確立
第3章 楠木正成に見る理想的武士像の完成
第4章 信長、秀吉と家康―異なる武将像とその歴史的意味
第5章 「制度化された武士道」とその守護神たち
第6章 反逆者としての江戸武士―大塩平八郎と大坂の乱
第7章 武市半平太―「君子」と志士としての江戸武士
第8章 明治から現代へと受け継がれる武士道精神

出版社・メーカーコメント

源義経、楠木正成、西郷南洲……保身を求めず、清廉を貫く「日本武士」は、東洋的教養人の典型でもあった。中国論の泰斗が説く日本の美学。なぜ日本人の心は「金の論理」に反発するのか? 武士の魂と儒教の理念と禅の境地が結合して渾然一体となり、つくり上げられた高潔無比、純一至大の人格。聖人の道を一貫して実現させてきた日本こそ、本物の「道義国家」である。「中華」「中朝」と崇められてきた中国よりも、わが国こそが本物の「中華」であり、まさに「真中の王朝」としての「中朝」なのである。【目次】序章 わが子に教えたい日本武士の心 中国の不幸と日本の誇り/第一章 源義経に見る「武士道」の理想と原型/第二章 時頼と時宗 為政者倫理としての武士道の確立/第三章 楠木正成に見る理想的武士像の完成/第四章 信長、秀吉と家康 異なる武将像とその歴史的意味/第五章 「制度化された武士道」とその守護神たち/第六章 反逆者としての江戸武士 大塩平八郎と大坂の乱/第七章 武市半平太 「君子」と志士としての江戸武士/第八章 明治から現代へと受け継がれる武士道精神

著者紹介

石 平 (セキ ヘイ)  
1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。著書に『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(第23回山本七平賞受賞、PHP新書)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)