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怖くて眠れなくなる元素

出版社名 PHPエディターズ・グループ
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-569-85167-9
4-569-85167-3
税込価格 1,463円
頁数・縦 219P 19cm

商品内容

要旨

「身の周りにあふれる、危険な化学物質」「日本史上、悲惨な四大公害病」「技術革新による資源の枯渇と地球環境問題」―すべては「元素」で始まり、世界は「ヒト」が終わらせるのか!?知れば知るほど怖くなる「元素」のはなし。

目次

1 身近で起こる「化学物質」の事故にご用心!?(H水素―ヒンデンブルク号炎上事件が水素を恐怖の代名詞にした!
Heヘリウム―安全なはずのヘリウムガスで起こった事故&日本を襲ったヘリウム・ショック ほか)
2 元素の危険と発展が背中合わせの時代(Bホウ素―理化学実験用ガラス器具はすごい!ホウ素を含む耐熱性のホウケイ酸ガラス
Fフッ素―「フッ素殉教者」を生み出した化学者キラーのフッ素 ほか)
3 今も問われる!ヒ素混入ミルク事件と四大公害病の恐ろしさ(Asヒ素―多数の乳幼児に被害をもたらしたヒ素中毒の森永ヒ素ミルク事件
S硫黄―硫黄化合物の亜硫酸ガスと硫化水素はどちらもくさくて有毒な気体 ほか)
4 人々を魅了した悪魔の物質(Au金―ニュートンがもっとも精力を傾けたのは錬金術の研究だった
Tlタリウム―タリウム犯罪でもっとも有名なグレアム・ヤング事件 ほか)
5 終わりの始まり、地球の未来は…(N窒素―地球環境問題「窒素汚染」とは何か?
Irイリジウム―地球の軌道を横切る小惑星はときには地球に衝突しないのか? ほか)

出版社・メーカーコメント

私たちの世界をつくっている元素。元素は結びつく相手や結びつき方によっては、大変危険な物質になります。思わず怖くなる元素の話。

著者紹介

左巻 健男 (サマキ タケオ)  
東京大学講師(理科教育法)。「RikaTan(理科の探検)」誌編集長。1949年生まれ。東京大学教育学部附属中・高等学校教諭、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学生命科学部環境応用化学科教授・法政大学教職課程センター教授などを経て現職。理科教育(科学教育)、科学コミュニケーションを専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)