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徳川家・松平家の51人 家康が築いた最強一族の興亡

PHP新書 1347

出版社名 PHP研究所
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-569-85432-8
4-569-85432-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

江戸幕府が長期の天下泰平を実現できた理由に、将軍の継承システムを確立したことと「名字」の活用が挙げられる。家督争いから内紛が起こらないよう継承順位を明確化し、将軍家のスペアとして御三家や御三卿を創設。さらに外様大名にも松平姓の使用を許すという懐柔政策を行った。しかし一族内では、将軍家や御家門を守るため、一人の人物が何度も養子に出されたり、兄弟間の確執が起こったりと様々な葛藤や悲劇も生まれた。本書では始祖・松平親氏から16代当主徳川家達まで、一族の個性的な人生エピソードを紹介しつつ、巨大な名家の強さに迫る。

目次

第1章 徳川家康のルーツ・「松平」一族―三河十八松平とは
第2章 “超”大名にして将軍のスペア・徳川御三家
第3章 御三卿と御家門―徳川宗家の身内、親戚
第4章 「松平」がいっぱい―外様大名だって「松平」ファミリー!
第5章 消えた「徳川」「松平」の人々―華麗なる一族の黒歴史
第6章 その後の「徳川」「松平」一族―戊辰戦争をどう乗り越えたか

出版社・メーカーコメント

2023年、大河ドラマの主人公、家康の子孫たちの知られざるエピソードを解説。始祖である松平親氏から家達まで波乱の人生に迫る。

著者紹介

堀口 茉純 (ホリグチ マスミ)  
東京都足立区生まれ。歴史タレント、歴史作家、江戸風俗研究家。明治大学文学部(演劇学専攻)で歌舞伎史を学ぶ傍ら、文学座付属演劇研究所で演技の勉強を始め、卒業後は女優として舞台やテレビドラマに多数出演。一方、2008年に江戸文化歴史検定一級を最年少で取得すると、「江戸に詳しすぎるタレント=お江戸ル」として注目を集め、執筆、イベント、講演活動にも精力的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)