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菊の剣

出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-569-85821-0
4-569-85821-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 350P 20cm

商品内容

要旨

「朕に鍛冶の業を教えよ」―。新たなる神剣を作るべく、後鳥羽院によって各地から集められた、則宗、延房、久国ら刀鍛冶(御番鍛冶)。共に剣を鍛えていくことで、“すめらぎ”たらんとする院の想いを知った彼らは、それに応えようとするのだが…。承久の乱を起こして鎌倉幕府に破れ、この国の政を武家のものにしてしまった「暗君」とされる後鳥羽院の真の姿に、刀鍛冶たちの視点から迫った歴史小説。菊を愛した後鳥羽院と刀鍛冶たちとの絆を描く、心震える連作短篇集。

出版社・メーカーコメント

菊と刀を愛した後鳥羽院が目指していたものとは--。刀鍛冶との絆を描くことで、これまでの後鳥羽院像を覆す心震える連作短編小説。

著者紹介

天津 佳之 (アマツ ヨシユキ)  
1979年生まれ。静岡県伊東市出身。大正大学文学部日本語・日本文学科卒業。書店員、編集プロダクションのライターを経て、現在は業界新聞記者。『利生の人 尊氏と正成』で第12回日経小説大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)