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魔女だったかもしれないわたし キーディの物語

わたしたちの本棚

出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-569-88199-7
4-569-88199-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

自閉ってね、すごくすてきなことなんだよ。特別な輝きを持った脳なんだ。『魔女だったかもしれないわたし』から遡ること5年―キーディは、いじめから生徒を守る側として活躍し、「いじめ退治代行サービス」を始めるが…。同調性や「ちがい」への不寛容さと葛藤しながらも強くまっすぐ立ち向かう自閉の少女の物語。

出版社・メーカーコメント

『魔女だったかもしれないわたし』の前日譚。アディと同じく自閉の姉・キーディは、「いじめ」から生徒を守る立場になるのだが……。

著者紹介

マクニコル,エル (マクニコル,エル)   McNicoll,Elle
スコットランド生まれの児童文学作家。最初の作品、『A Kind of Spark』(邦題『魔女だったかもしれないわたし』)で、ウォーターストーンズ児童文学賞、シュナイダー・ファミリーブック賞オナーをはじめとする数々の賞を受賞。同作はBBCの教育チャンネルでもドラマ放映される。その後も、自閉スペクトラムなどのニューロダイバーシティ(脳の多様性)をテーマに、SF、ファンタジー、ロマンスなど、多彩なジャンルの作品を次々に発表し、高い関心を集めている。本書は、2025年カーネギー賞にもノミネートされている。著者自身も自閉スペクトラム症と診断されたニューロダイバージェント。ロンドン在住
櫛田 理絵 (クシダ リエ)  
滋賀県生まれ。早稲田大学法学部卒業。訳書に『ぼくとベルさん』(第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)『魔女だったかもしれないわたし』(第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)(以上、PHP研究所)、『図書館がくれた宝物』(第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書、第71回産経児童出版文化賞翻訳作品賞/徳間書店)などがある。日本国際児童図書評議会(JBBY)会員。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)